そばの栄養効果を出雲そばで実感!健康5ポイント

そばの栄養を7つのポイントで徹底解説。
ダイエットや美肌効果に役立つそばの魅力を紹介していきます。
目次
そばでとれる栄養とその健康効果【5ポイント】
健康食として現在でも多くの人が食べているそばには、豊富な栄養素があり、様々なプラス効果をもたらします。
ここでは、その中でも特に注目したい代表的な効果をいくつか取り上げてみましょう。
① ルチンのパワー:血管強化・血圧安定
そばには「ルチン」と呼ばれる成分が多く含まれており、そばの栄養価を語る上で欠かせない成分です。
ルチンは「ビタミンP」とも呼ばれていた成分で、毛細血管の働きを促進させ、血管の強化や血圧を安定にする効果があると言われています。
ルチンが働くことによって、高血圧の予防や脳卒中になるリスクを減らせることが期待できます。
② ビタミンB1:疲労回復&イライラ緩和
そばに含まれるビタミンB1は、別名「疲労回復ビタミン」とも呼ばれ、糖質の働きを促進させる働きがあります。
ビタミンB1が不足すると、糖質がエネルギーに変換されにくくなるため、疲労感やだるさが出やすくなります。
そばの摂取は、疲労対策にも役立ち、ビタミンB1の吸収を促進する薬味のネギと一緒に食べることで、さらに効果が期待できます。
③ ビタミンB2:エネルギー代謝
ビタミンB2は、肌や粘膜を健やかに保つために欠かせない栄養素です。
不足すると、口内炎などのトラブルが起こりやすくなることがあります。
また、成長や発育をサポートする働きがあることから、「成長ビタミン」と呼ばれることもあります。
④ 食物繊維:腸内環境の改善
そばの食物繊維には、便秘解消、腸内環境の改善、血糖値の急上昇抑制、満腹感の維持といった効果があります。
また、糖質の吸収が緩やかなそばは、血糖値の上昇が低い「低GI食品」でもあります。
そばはご飯やうどんと比較しても食物繊維が豊富で、水溶性と不溶性の両方の食物繊維を含むため、これらの多様な効果が期待できるのです。
⑤ タンパク質:筋肉・代謝を支える
三大栄養素の一つでもある「タンパク質」は、そばにも豊富に含まれています。
筋肉や血液を構成する必要なエネルギー源で、非常に重要な栄養素です。
また体内で生成されない「必須アミノ酸」も含まれているのも、そばの魅力の一つ。
出雲そばとは?栄養価が高い理由
出雲そばは、島根県出雲地方で古くから食されてきた郷土料理で、日本三大そばに数えられる逸品です。
最大の特徴は、玄そば(そばの実)ごと石臼で挽く「挽きぐるみ」製法を用いていること。
通常のそばよりも黒っぽい色合いで香りが強く、豊かな風味を楽しめます。
この「そばの実ごと挽く」という工程が、実は栄養価を高める理由でもあります。
そばの外皮には、食物繊維やビタミンB群などが豊富に含まれており、豊富な栄養素を丸ごと摂取できるとういう点が魅力の一つです。
出雲そばは、香りや味わいだけでなく、健康と栄養の両面に優れた一品。
日々の食事で体をきづかう方や健康志向の方に、ぜひ取り入れてほしいそばなのです。
そば湯を飲んでさらに楽しむ
そばを食べ終えた後におすすめなのが、「そば湯」。
そば湯はそばを茹でた際に出る茹で汁のことで、この汁の中にもそばから溶け出した栄養素が多く含まれています。
おすすめの飲み方は以下の通り。
①そば湯のみを一口飲んでみる。
②残ったそばつゆを少し加えて、自分好みの味に調整して飲んでみる
出雲そばで健康的な食生活へ!
今回は、そばに含まれる栄養について、そして出雲そばとそば湯の飲み方についてご紹介しました。
体に優しいそばを取り入れて、健やかな日々を送れるようにしていきましょう!
今後も、そばの魅力をたくさん発信していきます。