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からだに良いと言われるそばにはどんな栄養素が含まれている？Part２

グルテンフリーという言葉を一度は聞いたことがあると思いますが、いったいこのグルテンフリーとは何なのでしょうか？

グルテンとは？

グルテンとは、小麦や大麦などの穀物に含まれる栄養素の一つで、小麦に水を加えて捏ねることで２種類のタンパク質（グルテニン・グリアジン）が結びつき出来る物質がグルテンです。この性質を利用してパンやうどんのモチモチ感や弾力ができ、まとまりやすくなるのがグルテンの作用です。

もともとグルテンフリーは、グルテンを摂取することで腹痛や倦怠感など様々な不調が出てしまう「セリアック病」を患っていらっしゃる方へ向けた食事療法として開発されました。グルテンは人間の消化酵素では分解されにくく、体質によっては消化不良やアレルギー反応を引き起こす可能性があるといわれています。

そばは、一般的に小麦をつなぎとして使います。二八そばでも、九一そばでも小麦が使われているのでグルテンフリーではありません。つなぎを一切使わずに、そば粉だけでつくったものが十割そば。グルテンフリーなのです。

個人差があるため、必ずしもグルテンフリーが身体に良いとは言えません。ですが、グルテンフリーのメリットは、体質や肌質の改善が期待できるといわれ、体調が良くなったり、肌荒れが少なくなったと感じる人がたくさんいます。

また、依存性の高い小麦を摂取しないことで、食べ過ぎを防ぎダイエットにも期待できるといわれています。

そばの風味をガツンと感じることができる十割そば。そのままかけ蕎麦やざる蕎麦で食べても美味しいですが、ちょっとアレンジ。